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第256回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第256回岐阜大学芸術フォーラムは、2024年5月11日(土)午後2時より5時まで、「ギャラリー幻想工房」(名古屋市中区千代田4-1-32)にて対面で開催します。Zoomでご参加の方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。13:30から開けておきます。

 

https://us04web.zoom.us/j/77788838111?pwd=A70ti1j5PJXsSp8iSz7wBMPSapw8Mm.1

 

ミーティング ID: 777 8883 8111
パスコード: N7K54Z

 

前回の芸術フォーラムには、対面で伊藤歌奈子さん、Zoomで名古屋の川本琢二さん、伊佐地紀子さん、大阪から川本琢人さん、東京から岡野勇仁さんが参加されました。

 川本琢人さんがこの春から大阪大学の大学院に入学し、専門以外の科目も履修し始め、「表象文化論」と「ジェンダー論」を受講しているという話から、表象とは何か、そしてジェンダーの論じ方をめぐって議論が繰り広げられました。

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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

第255回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第255回岐阜大学芸術フォーラムは、2024年4月13日(土)午後2時より5時まで、「ギャラリー幻想工房」(名古屋市中区千代田4-1-32)にて対面で開催します。Zoomでご参加の方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。13:30から開けておきます。

https://us04web.zoom.us/j/72164345507?pwd=a0aQIhr4cd1Q5YvgC3j2bEJUGqsXOd.1

 

ミーティング ID: 721 6434 5507
パスコード: 1gSpBY

前回の芸術フォーラムには、伊藤歌奈子さん、川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、浦野靖花さん、今枝大輔さん、森香織さんが参加され、川本琢人さんが、「コピー&ペーストの履歴を用いたソースコード編集支援システムの試作」と題した卒業論文のプレゼンを行いました。これは論文執筆上のミスをなくすための便利なツールの開発研究です。琢人さんは4月から大学院に進学して、さらに研究を進めるとのことです。その後、ピアノの即興演奏を行うなど、琢人さんの独壇場でした。インド舞踊家の森香織さんとは6月に「ギャラリー幻想工房」で行う公演について打ち合わせをしました。

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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

 

 

 

2024年春・野村幸弘/美術史講座の情報

『比べてわかる名画の秘密』

 NHK名古屋教室 13:30~15:00 

  2024.4.6(土) エジプト逃避
  2024.6.1(土) キリストの奉献
  2024.8.3(土) キリストの布教

 対面講座
 https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_814081.html

 オンライン講座
 https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1215159.html

お問い合わせ先 
 NHK文化センター名古屋教室 Tel 052-952-7330
 名古屋市東区東桜1-13-3 NHK放送センタービル7階
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『だれでも身につく名画読解力~人生の可能性がグンと広がる芸術講座~』

 NHK岐阜教室 10:00~11:30

  2024.5.11(土)受胎告知
  2024.7.13(土)創世記
  2024.9.14(土)古代神話

 https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_807877.html

 

お問い合わせ先 
 NHK文化センター岐阜教室 Tel 058-264-6311
 岐阜市橋本町1-10-1 アクティブG 3階
 

第254回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第254回岐阜大学芸術フォーラムは、2024年3月9日(土)午後2時より5時まで、「ギャラリー幻想工房」(名古屋市中区千代田4-1-32)にて対面で開催します。Zoomでご参加の方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。13:30から開けておきます。

https://us04web.zoom.us/j/79594624312?pwd=GhTy6Mp4dugt4GRrPsb8E3Reb1qMb6.1

ミーティング ID: 795 9462 4312
パスコード: 6Lqaae

 

前回の芸術フォーラムは、美術家の藤原史江さんが20年以上ぶりに清水温度さんと「ギャラリー幻想工

房」に来られ、伊藤歌奈子さん、兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程合格の朗報とともに中学校美術教諭の市原奨太郎さん、岐阜大学教育学部美術教育講座3年の浦野靖花さんが駆けつけてくれました。そしてZoomで川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、堀山英杜さん、妹の恵里さん、岡野勇仁さんが加わりました。
 

作品を制作する時に、どの程度、技術を制御したり、偶然に任せたりするのか、また即興パフォーマンスの意味、またその際、知性と感性とどちらが重要か、プログラミング学習は小学校から必要か、などについて、熱い議論が繰り広げられました。アート論、教育論について、関心のある人はぜひ議論に加わって下さい。

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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

第253回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第253回岐阜大学芸術フォーラムは、2024年2月17日(土)午後2時より5時まで、「ギャラリー幻想工房」(名古屋市中区千代田4-1-32)にて対面で開催します。Zoomでご参加の方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。13:30から開けておきます。

https://us04web.zoom.us/j/71425943345?pwd=PAZx6nJHXkqccFDSZ5ErhM0UYacnYf.1

 

ミーティング ID: 714 2594 3345
パスコード: 9xc8yT

 

(岐阜大学芸術フォーラムの案内は、これまでBCC.にてメール送信をしてきましたが、今後は,おもにfacebookで発信していくことにします。Facebookで情報入手ができるよう準備していただけると幸いです。)

 

前回の芸術フォーラムは、久しぶりに堀山英杜さんが、妹の恵里さんを連れて「ギャラリー幻想工房」を訪れました。また岐阜大学教育学部美術教育講座3年の今枝大輔さんが、院生1年の南真生さん、2年の今井萌木さんの二人を連れてきてくれました。そして毎回欠かさず参加の伊藤歌奈子さん、Zoomで川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、岡野勇仁さんが加わりました。
 
 今回もまた、得意なこと、長所、才能は、いかにして発見され、伸ばすことができるのか、という問題を中心に、教育論が展開されました。その内容について、参加者の堀山恵里さんと堀山英杜さんから感想をいただきましたので、以下、紹介します。

「堀山恵里です。本日は参加させていただきありがとうございました。私は、一つの趣味として美術と向き合っているので、美術について、深く学ぶ方の話を聞けてとても新鮮でした。絵を描いたりもしますが、どちらかといえば一般側の意見を持つことが多いかなと話を聞いていて感じました。美術に関して、一度も苦手意識を持ったことがないので、苦手な人目線から語ることはできませんが、体育・スポーツと置き換えると苦手側の意見が出てきたのでお伝えしようかなと思います。
学校教育で体育というものに苦手意識が植え付けられていて、野球やサッカーというものに興味が湧かなくなりました。スポーツ観戦も一切興味が湧きません。成績をつけるという面でも苦手が増長されるのはいうまでもありません。そこで、子供時代に、プロスポーツ観戦などの娯楽としてのスポーツのあり方を学校教育で知ることができていたら、また違った見方ができたのではないかなと思いました。美術で言う、アニメ鑑賞を学校教育に取り入れるというようなことです。やはり、一度興味が削がれたものに対してはどのように対処しても興味は湧かないです。社会人になった今でも、学校で習ったようなスポーツをやりたいとは微塵も思いません。それが、人それぞれというまとめ方をしてもいいと思いますが、野村先生がおっしゃったように、先生としてメニューを提示するという言葉がとても印象に残りました。人生のメニューを知らずして、嫌いになるような教育は良くないと思いました。
社会人になって、スポーツを毛嫌いしていたのですが、あるきっかけでダイビングやバイクを始めました。今ではそれも一つの趣味として楽しんでいます。ある意味ではこれらもスポーツに分類されるので、私にとって今はスポーツを好きになりました。全てを学校で教えるということは難しいことは思いますが、少なくとも嫌いにさせる教育は無くすべきだと思います。的を得ているかは分かりませんが、本日の感想になります。他の方の意見や自分の考えをまとめる機会をいただきありがとうございました。また機会があれば是非ともよろしくお願いします。 堀山恵里」

 

「本日は参加させていただきありがとうございました。度々、芸術フォーラムに参加していましたが、「ギャラリー幻想工房」は初訪問でしたので、新鮮な感じでした。
今回は図工や美術の授業から生涯にわたって美術と関わるあり方が話題になったので、美術を専門としない一般人的観点から議論していました。美術を専門とする生の声や考え方を聞くこと自体が、日々の中で見聞きする話題の外側にある概念であり、それが言語化されて飛び交うのでとても刺激になりました。学校教育における図工や美術が自主性や主体性に重点が置かれて、全ての人が絵を描かなければならないということが至上命題になっている。しかしながら、描けない人も美術を楽しみ、文化を享受するのは、絵を描くというプレイヤーの存在でなくとも可能であるという話が興味深かった。噛み砕けば、絵を鑑賞するのも買ってみるのも、美術であると。たしかに、スポーツが上手くなくとも観戦で楽しめるように、絵がたとえ上手く描けなくとも楽しめると思いました。ただ、楽しみ方を手解きしてもらわないと、美術との接し方・距離感が掴めないので、初学者が取り組み始めやすい門戸や場が増えることを期待したいです。今回は美術との接し方の多様性を議論できたことが、異分野の初学者としてはとても刺激的な時間となりました。
今回は久しぶりの参加でしたが、そのタイムラグを感じさせないくらい温かく迎え入れられて嬉しかったです。ありがとうございました。 堀山英杜」

 

恵里さん、英杜さん、長文の感想メールをありがとうございました。
またの参加を楽しみにしています。

 

それから、岐阜大学芸術フォーラムの草創期から書き起こし、その特徴と意味について論じた拙論「場所の芸術(4)―岐阜大学芸術フォーラム」は、以下のサイトからダウンロードできます。興味のある方は是非読んで下さい。

 

https://gifu-u.repo.nii.ac.jp/records/2000206

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野村幸弘(幻想工房主宰)

第252回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第252回岐阜大学芸術フォーラムは、2024年1月21日(日)午後2時より5時まで、「ギャラリー幻想工房」(名古屋市中区千代田4-1-32)にて対面で開催します。Zoomでご参加の方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。13:30から開けておきます。

 

https://us04web.zoom.us/j/76292196204?pwd=DmngcojVHgDWp8EQ5Rh8wQmeIDjE9h.1

ミーティング ID: 762 9219 6204
パスコード: 9tHXS0

 

前回の芸術フォーラムは、岐阜大学教育学部美術教育講座3年の今枝大輔さん(右から3人目)が、韓国の美術教育事情を踏まえながら、日本の義務教育における図工・美術の授業を生涯にわたって日常的に関わり続ける端緒と捉える必要があると提言し、そこからさまざまな教育談義へと展開して行きました。

次回は、その今枝さんが岐阜大学美術教育の大学院生と2年生とともに参加するとのことなので、継続して議論することになりそうです。岐阜大学芸術フォーラムという名称にふさわしい回にきっとなることでしょう。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

映像美術史コンサートのご案内

2024年2月4日(日)、東京のムジク・ピアフォーヌにて映像美術史コンサートVol.6 「カラヴァッジョ、扮装の美学」を開催します。

 

16世紀後半にミラノで生まれ、ローマで活躍したイタリアの画家カラヴァッジョ。光と陰に寄るドラマティックな表現でヨーロッパの美術史を大きく塗りかえ、バロック美術の先駆けとなった。諍いがもとで殺人を犯し、逃亡生活の果てに38歳の若さで亡くなったカラヴァッジョに作品には、何度も自分自身が登場する。そうしたカラヴァッジョ独特の扮装表現に着目し、彼の内面の葛藤とセクシュアリティの謎を「映像美術史」によって解き明かす。

 

映像・脚本 野村幸弘
音   楽 坂野嘉彦
ピ ア ノ mica tanaca
ゲスト/ソプラノ ソフィア・カルヴェラ

 

日  時:2024年2月4日(日)14:00開演 13:30開場
場  所:ムジク・ピアフォーヌ
チケット:5000円
主  催:コンセールミリフィック

 

詳細、チケットのご購入は下記のウェブサイトよりご覧ください。
https://www.eizobijutsushi.com

第251回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第251回岐阜大学芸術フォーラムは、2023年12月16日(土)午後2時より5時まで、「ギャラリー幻想工房」(名古屋市中区千代田4-1-32)にて対面で開催します。Zoomでご参加の方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。13:30から開けておきます。

https://us04web.zoom.us/j/77405442261?pwd=bIP4bduzeZzyFfMgxY9zTf8G8wxh4K.1

ミーティング ID: 774 0544 2261
パスコード: 3NQam6

 

前回の芸術フォーラムは、第100回岐阜大学芸術フォーラムの模様を記録したビデオを上映しました。その時、岡野勇仁さんは、「岐阜大学芸術フォーラムの歌」を作詞・作曲して演奏したのですが、この第250回を記念して、新たに作曲した楽譜を送っていただき、それを川本琢人さんが電子ピアノで弾き、芸術フォーラムの参加者で歌いました。

以下、歌詞を再録します。

岐阜大学芸術フォーラムの歌

1.
フリーフラット 垣根なく
西に東に 上下なく
楽しく軽く 仲良く熱く
今日も明日も フラットに
いざすすめ ともに
岐阜大 岐阜大学芸術フォーラム

2.
愛と勇気とリラックス
夢と気合とやわらかさ
ゆったりいこう まったりいこう
つながろう ほめあおう
世界につたえよう
岐阜大 岐阜大学芸術フォーラム
岐阜大 岐阜大学芸術フォーラム

 

夕方、さすがにギャラリー内が冷えてきて、近くの居酒屋「ひまか島食堂 鈴河」の2階座敷に会場を移して、夜10時まで歓談しました。
さて、次回は伊佐地紀子さんが「そらにかく ごきげんさんで書❤️」というワークショップを開きます。どんな内容になるのか、楽しみです。ギャラリーには石油ストーブを用意して、それを囲んで暖を取りますが、それでも寒い場合は、早い時間から忘年会へと移行するつもりです。
 みなさん、ぜひ、お気軽にご参加ください。

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第250回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第250回岐阜大学芸術フォーラムは、2023年11月18日(土)午後2時より5時まで、「ギャラリー幻想工房」(名古屋市中区千代田4-1-32)にて対面で開催します。Zoomでご参加の方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。13:30から開けておきます。

https://us04web.zoom.us/j/73555308451?pwd=JZi0nr1bDH5mASHuV4d0v4sA8kSKwt.1

ミーティング ID: 735 5530 8451
パスコード: 1AX7Qm

 

前回の芸術フォーラムは、映画「君たちはまだ長いトンネルの中」が提起している日本経済の景気低迷、財政赤字などの問題について、川本琢二さんがほかの識者らのいくつかの意見を紹介しつつ、日本政府や財務省がその既得権益を守るために国民が不当な扱いを受けていると辛辣に批判し、この状況を選挙を通して変えていく必要性を再度、強調しました。そのことを理解している政党から、いずれ立候補されるかもしれません!
映画をまだ見ていない方は、以下のサイトからダウンロードが可能です。

 

https://43.gigafile.nu/1225-e4fa621d856aa36b2c6f7865c9d8fc7d1
ダウンロード期限  2023年12月25日(月)
ダウンロードキー:9999

 さて、今回は第250回という節目の回ですので、これまでの歩みを振り返る意味で、初期の芸術フォーラムの様子を収めたビデオ作品を2、3上映しようと思っています。それから最近、「ギャラリー幻想工房」に電子ピアノが入りましたので、岡野勇仁作詞作曲の「岐阜大学芸術フォーラムの歌」をはじめ、小さなコンサートが開かれるかもしれません。
 みなさん、ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。

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講演会のお知らせ

岐阜県岐南町所有の富士三保松原図屏風や渋谷栄一ゆかりの漢詩書などを集めた展覧会、「わが町自慢の宝もの展」が11月3日~11月5日、開催されます。
その記念講演会で、<富士三保松原図屏風>調査研究の中間報告をします。

 

【日 時】 令和5年11月3日(金)10時30分~11時30分
【場 所】 岐南町中央公民館 学習室
【入場料】 無料

 

https://www.town.ginan.lg.jp/4562.htm#ContentPane

第249回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第249回岐阜大学芸術フォーラムは、2023年10月29日(日)午後3時より6時まで、Zoomで開催します。以下のサイトにアクセスをお願いします。午後2時30分から開けておきます。

https://us04web.zoom.us/j/72352600557?pwd=O1Ob8IRxKgQ9n3USZ0C1K64ZsiaXJG.1

ミーティング ID: 723 5260 0557
パスコード: 3qxHsy

次回の芸術フォーラムは、映画「君たちはまだ長いトンネルの中」について意見交換をしたいと思います。映画をまだ見ていない方は、以下のサイトからダウンロードして下さい。

https://43.gigafile.nu/1225-e4fa621d856aa36b2c6f7865c9d8fc7d1
ダウンロード期限  2023年12月25日(月)
ダウンロードキー:9999

 この映画のホームページは、https://www.kimiton.com/ です。

 今回のテーマを提案されたのは、川本琢二さん。以下、川本さんからのメッセージです。
「いまだにデフレ&不景気から脱却できない日本。しかし外国の多くは今は好景気です。
なぜ、日本だけ不景気なのでしょうか?日本政府は消費税などの税金をどんどん増やしていって今や平均税率50%を超えています。江戸時代では、年貢率50%を超えると百姓一揆が起こったと言われています。不景気な今、税金を低く設定して景気を回していくことが大事なのに、なぜ政府は税金を上げ続けようとするのでしょうか?映画を見ると、そのからくりについて知ることができます。映画を見て、これからの日本を皆さんと一緒に変えていきましょう。この映画のテーマに関連するページもご覧下さい。
https://diamond.jp/zai/articles/-/1005318 最近このような記事が増えてきています。
「君たちはまだ長いトンネルの中」の影響だと思います。        川本琢二」

 映画をご覧になった方も、ご覧にならなかった方も、どうぞお気軽にご参加下さい。

2023年秋・野村幸弘/美術史講座の情報

『比べてわかる名画の秘密』

 NHK文化センター名古屋教室 13:30~15:00

 2023.11.25(土) マリアのエリザベツ訪問
 2024. 1. 6(土)  キリスト降誕
 2024. 3. 2(土)  東方三博士の礼拝

対面講座
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_814081.html

オンライン講座
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1215159.html

お問い合わせ先 
NHK文化センター名古屋教室 Tel 052-952-7330
名古屋市東区東桜1-13-3 NHK放送センタービル7階
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『だれでも身につく名画読解力~人生の可能性がグンと広がる芸術講座~』

 NHK文化センター岐阜教室 10:00~11:30

 2023.11.11(土)  アダムとエヴァ像を比較する
 2024.1.20 (土)   聖母マリア像を比較する *1/13の振替13:00~14:30
 2024.3.9(土)    四福音書記者像を比較する

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_807877.html

お問い合わせ先 
NHK文化センター岐阜教室 Tel 058-264-6311
岐阜市橋本町1-10-1 アクティブG 3階

 

 

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野村幸弘/1日講座の情報

『美術作品は見ればいいんです!』

絵が下手とか苦手だと言う人が多いと思いますが、そんなことは気にする必要はまったくありません!絵の見方や良し悪しが分かればいいのです。絵を見る力をどうやって身に着けるかについてお話します。

 2023年10月3日(火)13:30~15:00
 2,310円(税込)
 会員登録は不要です。
 岐阜大学シティカレッジプログラムの一環として開かれる講座です。

https://www.chunichi-culture.com/programs/program_198620.html

お問い合わせ先
ぎふ中日文化センター Tel 0120-670-877
岐阜市柳ケ瀬通1丁目12番地 岐阜中日ビル3階

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第248回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第248回岐阜大学芸術フォーラムは、2023年9月16日(土)午後3時より6時まで、Zoomで開催します。
以下のサイトにアクセスをお願いします。午後2時30分から開けておきます。

https://us04web.zoom.us/j/74665849760?pwd=MqboXLAlPaZly4N28g66aJ5Up7mQXz.1

 

ミーティングID: 746 6584 9760
パスコード: 2Gke8n
 
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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

公開研究会のお知らせ

 

10月9日(月・祝)に山形国際ドキュメンタリ―映画祭関連イベントとして公開研究会が行われます。

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アートはいつ<アート>になるのか?    ~映像と<アート化>をめぐって~
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トークセッション・ナイト @YIDFF2023
山形国際ドキュメンタリー映画祭参加 公開研究会

今日、多くの人々にとって<アート>は身近な存在になっている。
これも<アート>、あれも<アート>――ありとあらゆるものが融通無碍に

<アート>として受け入れられているように見える。
しかしそれらは始めから<アート>であったわけではない。
「アートならざるもの」はいつ<アート>になるのか。
この過程に注目した“When is art?”(N.Goodman)の問題提起を受け、

近年、研究者の間でartification(芸術化・アート化)の視点に関心が集まっている。
この議論を手がかりに、映像と芸術/アートをめぐって考えてみたい。

基調報告  小松田儀貞
パネリスト 阿部 宏慈
      木村 直弘
      笹島 秀晃
      戸舘 正史
上映作品  野村 幸弘「廃品の音楽」(2010年)

 

2023年10月9日(月・祝)19:00~
Q1イベントスペース 山形市立第一小学校旧校舎
 (山形市本町1-5-19)

*本企画は、科学研究費・基盤研究B「社会とアートの共進化的動態とartificationの諸相に関する領域横断的研究」(2020~2023年度)の助成を受けたものです。

第247回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第247回岐阜大学芸術フォーラムは、2023年8月5日(土)午後3時より6時まで、Zoomで開催します。以下のサイトにアクセスをお願いします。午後2時30分から開けておきます。

https://us04web.zoom.us/j/74496655279?pwd=U316Rq9vp6IXMtcR0kR8zPwQokeYym.1

 

ミーティングID: 744 9665 5279
パスコード: 7yHhpm

 

みなさんのご参加をお待ちしています。

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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

 

 

 

第246回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第246回岐阜大学芸術フォーラムは、2023年7月9日(日)午後3時より6時まで、Zoomで開催します。以下のサイトにアクセスをお願いします。

15:00~
https://us04web.zoom.us/j/77226137251?pwd=4VadKt1sb2fFHa3BXf9utcp8kZoLPk.1
ミーティングID: 772 2613 7251
パスコード: a8q2B5

16:00~
https://us04web.zoom.us/j/71940892036?pwd=r7DRZ722vbqYwbSziY3zbUJVkvpwmx.1
ミーティングID: 719 4089 2036
パスコード: c9WSa2

 

17:00~
https://us04web.zoom.us/j/73298671721?pwd=HNWoAbUjHeaojsb2HzKokarV86lfTW.1
ミーティングID: 732 9867 1721
パスコード: L8Mmgc

 

前回の芸術フォーラム参加者は、対面で名古屋市から伊藤歌奈子さん、川本琢二さん、川本琢人さん、足立周さん、岐阜市から今枝大輔さん、Zoomで東京の岡野勇仁さん。足立さんは岐阜大学美術教育講座2年でジャズ・サークルに所属してベースを弾き、今枝さんは同講座3年で彫塑専攻、展覧会の企画や河童の格好で清掃など、面白いパフォーマンスを展開しています。「ギャラリー幻想工房」で話した後は、焼き鳥屋に移動して、美術や音楽や映画の話をたっぷりしました。
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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

 

 

 

第245回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第245回岐阜大学芸術フォーラムは、2023年6月4日(日)午後2時より5時まで、「ギャラリー幻想工房」(名古屋市中区千代田4-1-32)にて対面で開催します。Zoomでご参加の方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。13:30から開けておきます。

https://us04web.zoom.us/j/74024178789?pwd=bgCblFGbdXyALZMzDCiNXHxxq7XRAl.1

 

ミーティングID: 740 2417 8789
パスコード: LdY7Lt

 

前回の芸術フォーラム参加者は、対面で名古屋市から小池成子さん、伊藤歌奈子さん、美濃市から市川奨太郎さん、Zoomで川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、安江真吏亜さん。
 

前回の「トロッコ問題」の話の続きから、幼年期のトラウマと芸術作品の関係、トラウマをどう克服するのかという問題へと発展、そのほか日本の政治と宗教、日本の国際的孤立、義務教育における主権者教育の重要性などなど、いつものように話題は尽きませんでした。
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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

第244回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第244回岐阜大学芸術フォーラムは、2023年5月14日(日)午後2時より5時まで、「ギャラリー幻想工房」にて対面で開催します。Zoomでご参加の方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。

 

午後2時~
https://us04web.zoom.us/j/76533384512?pwd=lqnFwN1hQvrcBQuPLtaL90vbbvOYEz.1

ミーティングID: 765 3338 4512

パスコード: 3FRkpS

午後3時~
https://us04web.zoom.us/j/76643351517?pwd=H48nvgyaFYLTp8cLop6f0Zfksba4Qh.1

ミーティングID: 766 4335 1517

パスコード: Hge29Y

午後4時~
https://us04web.zoom.us/j/72934194727?pwd=fISBaroLOcxhOemZEaf4wX288ezok2.1

ミーティングID: 729 3419 4727

パスコード: wp7hK7

前回の芸術フォーラム参加者は、対面で名古屋市から伊藤歌奈子さん、川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、中区千代田町内会長の松岡さん、一宮市から吉田彩乃さん、Zoomで東京都から岡野勇仁さん。

予定通り、川本さんご提案の「トロッコ問題」をどう考えるか、どう捉えるかについて話をしました。岡野さんはこれを社会問題にまで広げて考えることができるという視点を示されました。解決が困難、あるいは不可能である問題が現実には数多くあること、そしてその問題に対して拱手傍観せざるを得ない、あるいは不作為を選択している現状に気づかせるために考案された問題なのだとぼくには思われます。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

 

Poem in Place コンサート 開催のご案内

美術史家、野村幸弘がポケットサイズのスケッチブックに描き続けた不思議な日常の風景。
その1999年1月から3月までのスケッチの中から31枚を選び、2017年にデザイナーの小寺克彦が日めくりカレンダーを制作、その1枚1枚に坂野嘉彦がクラリネット独奏の小曲を作曲。

このコンサートではクラリネットとコントラバスの即興と日めくりカレンダー「Poem in Place」のための音楽を映像とともに演奏します。

【プログラム】
    クラリネットとコントラバスによるインプロヴィゼーション
    Poem in Placeのための音楽

クラリネット  坂野嘉彦
コントラバス    中村直哉
映    像  野村幸弘

2023年5月20日(土)15.00~16.00   入場料1000円

ギャラリー幻想工房 名古屋市中区千代田4-1-32

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第243回岐阜大学芸術フォーラム・追加のお知らせ

次回の芸術フォーラムは、川本琢二さんの提案で、以下の問題についてディスカッションしたいと思います。興味のある方はぜひご参加下さい。

川本さんのメールを紹介します。

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ネットで見つけた次の論文を皆で読んで議論するというのをやってみたいと思います。論文と位置付けられていますが、誰でも30分程度で気楽に読める考察文です。

トロッコ問題は、人工知能で一気に有名になりましたが、提唱した哲学者Philippa Foot の想定した問題からは少し変形されています。この論文でも触れられていますが、「この場面のみに固執して議論を展開しようなどもってのほかである」ということで、フォーラム参加者のいろいろな考えが聞けて面白い議論になるのではないかと思っています。

 

概要

https://chizaizukan.com/property/722/

 

論文(執筆は高校3年生らしい)

「トロッコ問題における多角的考察」

https://drive.google.com/.../1-j9rdTOA3njoxkAZ6fpXIg.../edit

Philippa Foot はトロッコ問題で、傍観者、消極的義務、積極的義務などの用語を持ち出しており、そこらへんの解説が高校3年生の考察には抜けており、これも大事な議論のポイントです。

 

そのことをしっかり説明しているページは

https://www.pasonatech.co.jp/workstyle/column/detail.html...

です。このページも一緒に見た方がいいと思います。

第243回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第243回岐阜大学芸術フォーラムは、2023年4月16日(日)午後2時より5時まで、「ギャラリー幻想工房」にて対面で開催します。Zoomでご参加の方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。午後1時30分から開けていますので、早めに入っていただいてもOKです。

https://us04web.zoom.us/j/73274062507?pwd=ernYukM75YBooay8TSyp77OLW2IEfP.1
ミーティングID: 732 7406 2507
パスコード: n8P910

 

前回の芸術フォーラム参加者は、対面で名古屋市から伊藤歌奈子さん、高山市から小萩紀宏さん、Zoomで美濃加茂市から安江真吏亜さん、名古屋市から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、東京都から岡野勇仁さん。
  
前回Zoom参加だった小萩さんが高山から名古屋のギャラリー幻想工房に来られ、安江さんは、昨年、多摩美術大学を卒業後、東京で仕事をされていますが、実家の美濃加茂市からZoomで初参加され、夏目漱石の「夢十夜」の物語の意味について語り合いたいと提案されました。そこから各人の夢の話、霊魂不滅、死後の世界、新興宗教などの話へと展開しました。また1週間の沖縄旅行から帰ったばかりの安江さんが、沖縄の宗教や料理(海へび汁)の話を披露されたり、神保町の古本屋巡りの話から、岡野さんが名古屋メシや新大久保界隈の世界各国の料理店について語られました。


次回もまた岐阜大学芸術フォーラムは、対面と遠隔のハイブリッドとなります。ギャラリー幻想工房にお越しの方は、夕方以降、会場を近くのお店に移して芸術フォーラムを続けますので、お時間のある方は、どうぞそちらにもご参加下さい。
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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

 

 

2023年春・野村幸弘/美術史講座

【比べてわかる名画の秘密】

  NHK名古屋教室 13:30~15:00

    2023.4.22(土) 受胎告知を比較する
    2023.7.1(土)  創世記を比較する
    2023.9.2(土)  古代神話を比較する

 

   対面講座
    https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_814081.html

   オンライン講座
    https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1215159.html

 

   お問い合わせ先 
      NHK文化センター名古屋教室 Tel 052-952-7330
      名古屋市東区東桜1-13-3 NHK放送センタービル7階


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【だれでも身につく名画読解力~人生の可能性がグンと広がる芸術講座~】

    NHK岐阜教室 10:00~11:30

    2023.5.13(土)  自画像を比較する
    2023.7.8 (土)   洗礼者聖ヨハネ像を比較する
    2023.9.9(土)   マグダラのマリア像を比較する

   https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_807877.html

   お問い合わせ先 
      NHK文化センター岐阜教室 Tel 058-264-6311
      岐阜市橋本町1-10-1 アクティブG 3階
 

第242回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第242回岐阜大学芸術フォーラムは、2023年3月19日(日)午後2時より5時まで、ギャラリー幻想工房にて対面で開催します。Zoomでご参加の方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。午後1時30分から開けていますので、早めに入っていただいてもOKです。

https://us04web.zoom.us/j/71380987691?pwd=uIHzjePm14pJEcPPPClQqw4MPCH7j5.1

ミーティングID: 713 8098 7691
パスコード: 2NXuJk

 前回の芸術フォーラム参加者は、名古屋市から伊藤歌奈子さん、川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、寄田茜さん、高山市から小萩紀宏さん、東京都から岡野勇仁さん。
 

初参加の寄田さんは、現在、刈谷市総合文化センターで生涯学習講座のお仕事をされていますが、金沢美術工芸大学で彫刻を専攻された後、フランスのナンシーとベルギーのトゥルネーでそれぞれ1年間、作家活動をされていました。上の写真は寄田さんの「9層の波」と題したレーヨンとポリエステルの糸を用いたインスタレーションです。これまでの作品については、以下のサイトをご覧下さい。

https://akaneyorita.jimdofree.com/

久しぶりに参加された小萩さんは、岐阜市で行われる飛騨高山の物産展の広報をされ、岡野さんはお薦めの15冊の本について、その内容を詳細に語られました。そこから日本のボトムアップ型全体主義の弊害、脱資本主義の模索、シェアの思想などに話が広がって行きました。

 次回の岐阜大学芸術フォーラムは、対面と遠隔のハイブリッドとなります。ギャラリー幻想工房にお越しの方は、夕方以降、会場を近くのお店に移して芸術フォーラムを続けますので、お時間のある方は、どうぞそちらにもご参加下さい。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

 

 

第241回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

 

第241回岐阜大学芸術フォーラムは、2023年2月19日(日)午後3時より6時まで、

Zoomで開催します。以下のサイトにアクセスをお願いします。

 

https://us04web.zoom.us/j/74503961003?pwd=5gKcM7EC5HnmWqhYmjnipQ4T4JXFwn.1

ミーティングID: 745 0396 1003
パスコード: q72AKQ

 

 午後2時から開けていますので、早めに入っていただいてもOKです。

ちなみに、3月は19日の開催で、再びギャラリー幻想工房での対面と遠隔のハイブリッドで行う予定です。

 

前回の芸術フォーラム参加者は、名古屋市から伊藤歌奈子さん、川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、東京都から岡野勇仁さん、そして岡野さんのご紹介で名古屋市から半田萌さん。

  半田さんは大学で学理を専攻、横須賀の劇場で制作の仕事に6年間携わった後、昨年の秋から、新たに発足したクリエイティブ・リンク・ナゴヤ(名古屋版アーツカウンシル)で芸術の支援、助成事業にあたっておられるとのことでした。まだ名古屋生活の日が浅い半田さんから名古屋の音楽、芸術事情について質問があり、名古屋在住の参加者から有益な情報がいろいろと出されました。ほかにも話題は、教養とは何か、古典の重要性、アクティヴ・ラーニングとは、芸術としてのゲームの可能性、ヴァーチュアル・リアリティの行方、音楽療法などなど、多岐にわたりました。

 それでは、次回の岐阜大学芸術フォーラムに、みなさま、どうぞお気軽にアクセスして下さい。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

研究紹介動画のご案内

岐阜大学のホームページで、新しい美術史研究として「映像美術史」の方法をマネやゴッホの作品を例に解説しています。
18分程度の動画です。

https://www.gifu-u.ac.jp/about/publication/gu_research.html
 

第240回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第240回岐阜大学芸術フォーラムは、2023年1月22日(日)午後2時より5時まで、
Zoomで開催します。以下のサイトにアクセスをお願いします。

https://us04web.zoom.us/j/74253061473?pwd=ep0G9FbjQE43z9WjKKh3bR5LbEblSa.1

 

ミーティングID: 742 5306 1473
パスコード: 4PtN3k

  ちなみに、2月は19日、3月は19日を予定しています。1月、2月はZoom開催となりますが、3月からは、再び対面+遠隔のハイブリッドで行うことにします。

  前回の芸術フォーラム参加者は、岐阜市から夏目一輝さん、三村さん、名古屋市から伊藤歌奈子さん、川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、そしてZoom参加で、静岡市から曦達久さん、秋田市から小松田儀貞さん、東京都から岡野勇仁さん。


 夏目一輝さんの「学生によるアートベンチャー起業の取り組み」というプレゼンは、ビジネス・プラン・コンテストですでに披露して評価されたものです。「伴走型アーティスト支援」を掲げ、、美大・芸大生をターゲットにアーティストの発掘・支援・育成を行うという内容でした。その背景には、美大・芸大生の卒業制作の行き場がなくアートが捨てられている、そして、アーティストを売り出す画廊が減少傾向にある、といった現状があります。そこで「artkake(アトカケ)」という会社を立ち上げ、若手アーティストの作品を収集・投資・支援するサポーターを募るボトム・アップ型のビジネス・モデルを作っているとのことでした。非常に興味深い取り組みで、今後の展開に期待したいと思います。夏目さんからは、以下の感想をいただきました。

「昨日はありがとうございました!芸術フォーラムがどんな会なのか少しソワソワしておりましたが、みなさんが気軽に自由に発言してくださったおかげで、今までにない議論ができました。未来のアートのあり方について、楽しく議論ができたように思います。また、参加された方のアートコレクションを拝見させていただき、「この中で一番このアートがいいよね」という話ができたこともとても楽しい経験でした。これからこういった会話が増えていき、当たり前になっていけるように、artkakeも全力で取り組んでまいります!本当に楽しいイベントでした、これからも呼んでください! 夏目一輝」

 また夏目さんと同じ岐阜大学の応用生物科学部の2年生で起業部に所属している三村さんからも感想をいただきました。

「昨日はありがとうございました!!最初は緊張してしまってなかなか話せませんでしたが、みなさんの暖かいお人柄に触れて終盤のほうはリラックスして交流することができました。また幅広い年齢・ご職業の方々と交流ができ、興味深い知見を多く得ることが出来ました。artkake以外のことについても、教育論や人生論などの哲学的なことをテーマに、ゆっくりリラックスして団欒する機会はなかなか無いので、本当に楽しかったです。今回は夏目さん経由で飛び入り参加する形になりましたが、今後のフォーラムやイベントにも誘っていただけますととても嬉しいです!! 三村」

 

 夏目さん、三村さん、ぜひまた芸術フォーラムにご参加下さい。

 

 次回の岐阜大学芸術フォーラムは、Zoomのみの開催となります。みなさま、どうぞお気軽にアクセスして下さい。

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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

第239回岐阜大学芸術フォーラム開催・追加のお知らせ

第239回岐阜大学芸術フォーラムは、2022年12月4日(日)午後1時より4時まで、「ギャラリー幻想工房」(名古屋市中区千代田4-1-32)にて対面形式で開催します。開始時間が1時間早まりますので、ご注意ください。Zoomでも参加できるようにセッティングしますので、当日、会場にお越しになれない方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。

https://us04web.zoom.us/j/79924966538?pwd=Ao0eQedFKnZbvHXbtMe3wH6A7vN7Ty.1


ミーティングID: 799 2496 6538
パスコード: 7mU5fz

今回は岐阜大学地域科学部4年の夏目一輝さんに、『学生によるアートベンチャー企業の取り組み』というタイトルで、以下のような話をしていただきます。

「岐阜大学の学生がどのようにしてアート関連のベンチャー企業を立ち上げ、愛知県のスタートアップ支援事業に採択されるようになったのかをお話しします。また、未来のアートのあり方に関して、みなさんと一緒に考えたいです。」

夏目さんの活動については、以下の記事をご覧下さい。


https://www.asahi.com/articles/ASQB56RPGQ9JOHGB00D.html

夏目さんは、美大・芸大生による卒業制作の作品を社会といかに結び付けるのか、アートの価値をわたしたちがどうやって作り上げていけばいいのかという確固とした問題意識をもとにしてビジネスを展開しています。とくにアートと社会との関係に興味をお持ちの方は、ぜひ、ご参加下さい。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

1日講座のご案内

【比べてわかる『岡本太郎』~原始への回帰~】
2023.2.18(土)13:00~14:30

1月14日から愛知県美術館で始まる「展覧会 岡本太郎」をより楽しむために、岡本太郎という人間に迫る講座です。


【教室受講】
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1263740.html

【オンライン受講】
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1266062.html

お問い合わせ先 
NHK文化センター名古屋教室 Tel 052-952-7330
名古屋市東区東桜1-13-3 NHK放送センタービル7階
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1日講座のご案内

【浮世絵だけじゃない!まるっと分かる江戸絵画】

  2023.3.18(土) 15:00~16:30

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1256480.html

​お問い合わせ先 
NHK文化センター岐阜教室 Tel 058-264-6311
岐阜市橋本町1-10-1 アクティブG 3階
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第239回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第239回岐阜大学芸術フォーラムは、2022年12月4日(日)午後1時より4時まで、「ギャラリー幻想工房」(名古屋市中区千代田4-1-32)にて対面形式で開催します。開始時間が1時間早まりますので、ご注意ください。
Zoomでも参加できるようにセッティングしますので、当日、会場にお越しになれない方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。

https://us04web.zoom.us/j/79924966538?pwd=Ao0eQedFKnZbvHXbtMe3wH6A7vN7Ty.1

ミーティングID: 799 2496 6538
パスコード: 7mU5fz

前回の芸術フォーラム参加者は、名古屋市の伊藤歌奈子さん、川本琢二さん、伊佐地紀子さん、岐阜市から辻明美さん、富田みどりさん、山縣知津子さん、美濃市から市原奨太郎さん、そしてZoom参加で、名古屋市の川本琢人さん、静岡市の曦達久さん。

 

今回の芸術フォーラムは、名古屋のゲーム・コンテストで4位に入賞した川本琢人さんの経験談に始まり、毎回のようにテーマとなっている「芸術とは何か?」「AIの創作問題」「作り手と受け手の問題」などについて白熱した議論になりました。久しぶりに参加した曦達久さんは、京都の妙心寺から来年2月に栃木県の雲厳寺に修行の場を移すとのことでした。

 

 次回、今年最後の芸術フォーラムを12月4日に対面+遠隔の併用形式で行いますが、その前に「ギャラリー幻想工房」では、11月12日(土)14:00~、バイオリンのミニコンサートを行います。お時間のある方は、どうぞお越し下さい。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

 

第238回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第238回岐阜大学芸術フォーラムは、2022年11月6日(日)午後2時より5時まで、「ギャラリー幻想工房」(名古屋市中区千代田4-1-32)にて対面形式で開催します。前回同様、Zoomでも参加できるようにセッティングします。当日、会場にお越しになれない方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。

 

https://us04web.zoom.us/j/79008630667?pwd=AGPYmsK3SswWkegJmXUqou3Fa2qlB5.1

 

ミーティングID: 790 0863 0667
パスコード: 5IfnvS

 

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋市から伊藤歌奈子さん、川本琢二さん、伊佐地紀子さん、小池成子さん、可児市から畑芳子さん、東京から岡野勇仁さん。
 

 今回の芸術フォーラムは、初めて対面とZoomによるハイブリッド形式で開催されました。今後もカメラやマイクを改善して、できるだけ双方にストレスがない方向で環境を整えて行くつもりです。話の内容の中心は、今後の日本社会をよくするための政治、教育の役割、あるいは、長いスパンで見ると日本は楽観視できるという見通しなどについてでした。

 

 夕方6時からは、引き続き同じ会場で尾関大輔さんのライヴが行われました。尾関さんは今回のコンサート(参加する観客)に向けて用意したオリジナル曲、カヴァー曲を、軽妙なトークをまじえながら、十数曲、休憩を挟まず一気に熱唱され、大いに盛り上がりました。

コンサート後は残った参加者たちとのワイン会になり、その中にはジャズ・シンガーやダンサーもいて、そうした方々もこのギャラリー空間を気に入って、ここでパフォーマンスをやりたいというような話にまで発展しました。

今後は、美術展、音楽会、身体表現、レクチャー、映像上映会など、この「ギャラリー幻想工房」でさまざまな催しを企画して行きたいと思います。

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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

記念座談会のご案内

岐南町・笠松町友好交流事業「佐倉密展 ウチュウニオヨブテツガク」の記念座談会に、佐倉密氏、野原弘康羽島郡教育長とともに出席します。

11月23日に岐南町中央公民館講堂で開催予定です。

https://www.town.kasamatsu.gifu.jp/docs/2022090900020/

映像美術史コンサートのご案内

新作映像美術史コンサート「ジョルジョーネ 時の旅人」の情報です。
以下のサイトをご覧下さい。

https://giorgione2022-11-27.mystrikingly.com/

第237回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第237回岐阜大学芸術フォーラムは、2022年10月1日(土)午後3時より5時30分まで、「ギャラリー幻想工房」(名古屋市中区千代田4-1-32)にて開催します。久しぶりの対面となりますが、いちおう、Zoomでも参加できるようにセッティングする予定です。
当日、会場にお越しになれない方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは30分前の14:30から開けておきます(初めての試みですので、うまく行くかどうか分かりませんが、まずは今回、試行的に対面+遠隔でやってみます)。

https://us04web.zoom.us/j/71535609968?pwd=qQGcD8W8MHRaj2fPbqmRkZDd7PJutt.1

 

ミーティングID: 715 3560 9968
パスコード: F6FLz3

 

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋市から伊藤歌奈子さん、川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、東京から岡野勇仁さん。

 

 今回は、前回に引き続き、川本琢二さんからの提案で、日本の貧困化、日本の生産性の低さに関するネット上の記事の内容(「規模による経済」から「多様性の経済」への転換)について議論が行われました。多様性を目指すために必要とされるのは、留学、教育、選挙による政治参加、AIの活用、科学的思考、「日本教」(山本七平)の理解など、さまざまな意見が出され、話は6時半まで続きました。

 さて、次回の岐阜大学芸術フォーラムの終了後は、同じ会場で引き続き「歌うファイナンシャルプランナー」尾関大輔さんのライヴ(18:00~19:30)が開かれます。詳細は、尾関さんのFacebookをご覧下さい(https://www.facebook.com/ozekid)。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

2022年秋・野村幸弘/美術史講座

【比べてわかる名画の秘密】

NHK名古屋教室 13:30~15:00

2022.11.5(土) アダムとエヴァ像を比較する
2023.1.7(土)  聖母マリア像を比較する
2023.3.4(土)  福音書記者像を比較する

 

対面講座
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_814081.html

オンライン講座
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1215159.html

お問い合わせ先 
NHK文化センター名古屋教室 Tel 052-952-7330
名古屋市東区東桜1-13-3 NHK放送センタービル7階
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【だれでも身につく名画読解力~人生の可能性がグンと広がる芸術講座~】

 

NHK岐阜教室 10:00~11:30

2022.11.12(土)  キリストの十字架像を比較する
2023.1.14 (土)   聖ヨセフ像を比較する
2023.3.11(土)   ヴィーナス像を比較する

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_807877.html

お問い合わせ先 
NHK文化センター岐阜教室 Tel 058-264-6311
岐阜市橋本町1-10-1 アクティブG 3階
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【名画とは何か―レオナルドからファン・ゴッホまで―】

岩倉市生涯学習センター 10:00~11:30

2022.10.1(土)  レオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》
2022.11.5(土)  ジョルジョーネの《テンペスタ》
2022.12.3(土)  ファン・ゴッホの《カラスのいる麦畑》

http://www.iwsgc.or.jp/kouza.html

お問い合わせ先 
岩倉市生涯学習センター Tel 0587-38-0100
岩倉市本町神明西20番地 サクランド岩倉2階

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第236回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第236回岐阜大学芸術フォーラムは、2022年9月11日(日)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは30分前の14:30から開けておきます。

https://us04web.zoom.us/j/76284104223?pwd=zvHVasS73KRuMGNJ9itul1AysO1lQR.1

 

ミーティングID: 762 8410 4223
パスコード: ph7SY3

 

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋市から伊藤歌奈子さん、川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、東京から岡野勇仁さん、熊本から福森みかさん、神戸から五島昭彦さん。

 

今回は、何年振りでしょうか、本当に久しぶりに録音技師の五島昭彦さんが参加されました。当時、パナソニックのエンジニアだった五島さんの送別会に、急遽参加された同僚の川本さんと川本夫人の伊佐地さんは、この五島さんから岐阜大学芸術フォーラムの話を聞かれ、それ以降、ご子息の琢人くんとともに、毎回欠かさず芸術フォーラムに参加されることになり、その琢人くんも今年20歳の大学3年生となりました。何か、一巡した感じのする芸術フォーラムとなりました。話題は五島さんの「録音家」としての最近の活動、コンサートの生配信の仕事から、川本さんの提案になる日本人の平均収入の低下、貧困化の問題まで、最近の日本の社会状況について、さまざまな意見交換が行われ、またたくまに夕方の6時を過ぎてしまいました。次回の芸術フォーラムは、この話の続きをすることになるでしょう。

 

それでは、次回の岐阜大学芸術フォーラムへのみなさんのご参加、お待ちしています。どうぞお気軽にZoomにアクセスして下さい。

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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

第235回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第235回岐阜大学芸術フォーラムは、2022年8月28日(日)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは30分前の14:30から開けておきます。

 

https://us02web.zoom.us/j/81486062298?pwd=TzZGNXRiYW5NZWNtM21QcWtadGRwUT09

 

ミーティングID: 814 8606 2298
パスコード: uCBM81

 

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋市から伊藤歌奈子さん、川本琢二さん、伊佐地紀子さん、東京から岡野勇仁さん、京都の九条山シェアハウスから前田雅彦さん、東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)の河本順子さん、桝郷晴美さん、大垣市から山口あいなさん。

 

 今回は、前田雅彦さんが京都から郷里の鳥取を経て熊本県水俣市へ移住した経緯と水俣病センター相思社での仕事について話をしてもらいました。

 

 水俣病の歴史と現在についての話はもちろんですが、中でも興味深かったのは、水俣病センター相思社で働く職員の子どもたちの世代がその仕事を引き継いでいて、前田さんがそうした彼ら彼女らの水俣での暮らしぶりに惹かれているということでした。日本の地方都市でしばしば起こる深刻な問題、資本主義や国の政策から来るしわ寄せや矛盾とどのように向き合って生きて行くのか。それがいかに大切なことであるのかを想像することができました。

 

 以下は、参加者の伊藤歌奈子さんからの感想メールです。

「今日の芸術フォーラムのテーマはいろいろ考えさせられ、反省させられる内容でした。遠い場所で起きた公害問題―水俣病は他人事のようにとらえていました。でも、それは決して水俣だけの問題ではなく、日本全体で、世界全体で考えていかなけれはならない問題であり、その重要性を将来に継承していかなければならないということを知り、自分の無知さに反省しきりです。前田さんの穏やかな語り口は、まさに「水俣の語り部」。おかげで、無関心だったことを気づかせてもらえました。ありがとうございました。
伊藤歌奈子」

 

それでは、次回の岐阜大学芸術フォーラムへのみなさんのご参加、お待ちしています。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

第234 回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

 

第234 回岐阜大学芸術フォーラムは、2022 年7 月31 日(日)午後3 時より6 時頃まで、Zoom にて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは30 分前の14:30 から開けておきます。


https://us02web.zoom.us/j/84448922831?pwd=WXJqV2p2d3V0WUZPY3dkL3hZSzVoQT09

ミーティングID: 844 4892 2831
パスコード: B74222

 

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋市から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、伊東留美さん、東京から岡野勇仁さん。
今回は、小惑星リュウグウで23 種類のアミノ酸が発見された話題から始まり、芸術と脳、芸術と人工知能、才能と遺伝子、宗教、文学(村上春樹、川端康成)、映画(スピルバーグ、キューブリック、河瀬)、スポーツなど、さまざまなジャンルについての話が出ました。来月もみなさんのご参加を楽しみにしています。
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野村幸弘(幻想工房主宰)

第233回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第233回岐阜大学芸術フォーラムは、2022年6月12日(日)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは30分前の14:30から開けておきます。

https://us02web.zoom.us/j/88639936947?pwd=00Pc5ss-ZYq1Iu1Qs7Fa_wyV4nXVwC.1

 

ミーティングID: 886 3993 6947
パスコード: dFm4z2

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋市から伊藤歌奈子さん、川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、東京から岡野勇仁さん、熊本から福森みかさん、岐阜から柳ケ瀬画廊の市川瑛子さん。

 今回は、宗教による救済と芸術による救済のちがいを皮切りに、日常生活の中に見出す生きる意味、アルヴォ・ペルト論、G.トルナトーレ論、東海地方の方言、温泉と火山などのテーマへと展開して行き、久しぶりに参加された市川さんからはご自身の企画で、現在、岐阜市で開催中の「アートギャザリング」展の紹介をされました。

 

新型コロナが終息傾向になれば、対面での開催も検討するつもりですが、その場合でもZoomを併用したハイブリッド形式にして、遠方からの参加も可能にしたいと考えています。対面の会場はギャラリー幻想工房(名古屋市中区千代田4-1-32)を予定しており、このギャラリーでのイベントも今年から少しずつ企画して行きます。
 それでは、来月もまたみなさんのご参加を楽しみにしています。

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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

第232回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第232回岐阜大学芸術フォーラムは、2022年5月15日(日)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは30分前の14:30から開けておきます。

https://us02web.zoom.us/j/88185398987?pwd=dElnUkpZMjlqelJSSytjQU82WDJFQT09

 

ミーティングID: 881 8539 8987
パスコード: H0FxQf

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋市から伊藤歌奈子さん、川本琢人さん、川本琢二さん、伊佐地紀子さん、伊東留美さん、フィリップさん・川村さんご一家、東京から岡野勇仁さん、岐阜の北方町から清水温度さん、大垣市から山口あいなさん、熊本から福森みかさん。
 

 今回は、芸術家と政治的立場、芸術家の創造性とAI、笑い、ハラスメントなどの話題が途切れることなく、次から次へと3時間半続きました。とくに今回は大垣にあるIAMAS(情報科学芸術大学院大学)の5期生のみなさん(清水さん、フィリップさん、川村さん、福森さん)、またその後輩の山口さん、IAMASと密接なコラボ関係にある岡野さんが参加され、さながらIAMASの同窓会のようでした。岐阜大学芸術フォーラムが始まった2001年当時は、IAMASからの参加者が多く、20年を経てひと回りし、長編映画の人物再登場のような感じでちょっとワクワクしました。芸術フォーラムの対面形式での開催が待ち遠しいことに変わりはないのですが、福森さんのように、遠方からのご参加はZoomだからこそ可能になったわけで、次回はどんな方が久しぶりに、あるいは新たに参加されるのか、今から楽しみです。
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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

岐阜大学 Glocal Lessonのご案内

岐阜大学がオンライン+対面の社会人教養講座「Glocal Lesson」の提供を開始しました。
美術史のレッスンは6回あります。
詳しくは以下のHPをご覧ください。

https://www.gifu-u.ac.jp/news/news/2022/04/entry11-11469.html

第231回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第231回岐阜大学芸術フォーラムは、2022年4月17日(日)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

https://us02web.zoom.us/j/86786597264?pwd=Y1ZzSzA0Q25vdHFPclRsUjMzNE1rdz09

ミーティングID: 867 8659 7264
パスコード: xZfju9

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋から川本琢二さん、琢人さん、伊佐地紀子さん、伊藤歌奈子さん、フィリップさんとフィリップさんのご友人、山口歩那(あいな)さん、東京から岡野勇仁さん、岐阜から箕浦有見子さん。
 

 今回は、伊藤さんの終活に関する話からそれぞれの死生観の話へ、続いて岡野さんお薦めの映画作品の紹介がありました。野村芳太郎監督の『砂の器』や回想シーンが魅力的なアメリカ映画を中心に、ざっと50作品ほどの映画の見どころを、YouTubeの予告編なども交え、大いに語っていただきました。岡野さんによると、映像、脚本、演技、音楽など、やはり総合的にアメリカ映画がいい、伊藤さんによれば、作品を選ぶセンスのいい俳優の出演作に注目するなど、それぞれの評価基準を開陳されました。そこから派生して、現実とヴァーチュアルな世界の話、それがまたデジタル資産をどう管理し残すのかという冒頭の終活の話へと繋がって行き、話は4時間近く、尽きることはありませんでした。というか、まだまだ足りないくらいでした。足りない分は、また来月の岐阜大学芸術フォーラムで。ここ3回ほど続けてご参加のフィリップさんからは「芸術フォーラムが楽しかった」との感想をいただき、ご友人の山口さんも今回、初参加で、やはり「とても楽しかった」とフィリップさんに話されていたようです。主催者としては、うれしいかぎりです。それでは、みなさんのご参加を楽しみにお待ちしています。

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野村幸弘

 

2022年春・野村幸弘/美術史講座の情報

【比べてわかる名画の秘密】

NHK名古屋教室 13:30~15:00

2022.5.7(土) 自画像を比較する

2022.7.2(土) 洗礼者聖ヨハネ像を比較する

2022.9.3(土) マグダラのマリア像を比較する

対面講座

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_814081.html

オンライン講座

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1215159.html

お問い合わせ先 

NHK文化センター名古屋教室 Tel 052-952-7330

名古屋市東区東桜1-13-3 NHK放送センタービル7階

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【だれでも身につく名画読解力~人生の可能性がグンと広がる芸術講座~】

NHK岐阜教室 10:00~11:30

2022.5.14(土)  風俗画を比較する

2022.7. 9 (土)  静物画を比較する

2022.9.10(土)  聖母子像を比較する

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_807877.html

お問い合わせ先 

NHK文化センター岐阜教室 Tel 058-264-6311

岐阜市橋本町1-10-1 アクティブG 3階

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第230回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第230回岐阜大学芸術フォーラムは、2022年3月13日(日)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

https://us02web.zoom.us/j/81305939925?pwd=RHBxeEF5Wm9mbGxoU0FBMG4wMm9VQT09

ミーティングID: 813 0593 9925
パスコード: qn5fT8

 

前回の芸術フォーラムの参加者は名古屋から川本琢二さん、琢人さん、伊佐地紀子さん、フィリップさん、伊藤歌奈子さん、東京から岡野勇仁さん。

 

 音楽家、岡野勇仁さんが吉村昭の小説とクリント・イーストウッドの映画について思う存分、語られました。吉村昭の膨大な作品群を「漂流もの」「特殊職業もの」「北海道シリーズ」「太平洋戦争シリーズ」「幕末維新シリーズ」というように分類し、代表作やおすすめ作品のあらすじを紹介されました。岡野さんによれば、吉村小説は大自然や歴史に翻弄される人間の無常、無意味さ(しかしそこには意義がある)を淡々と精緻に描写するところに大きな特徴があり、それはイーストウッドの映画にも共通するとのことでした。話を聞き終えて、彼らの小説と映画をすべて読み、見てしまったような「満腹感」を味わいました。かけがえのないひとりひとりの人生というのはやはり科学では扱うことができず、文学や映画によってしか救われないのだと実感しました。

 芸術フォーラムに参加されるみなさんにも、おすすめの作品があれば、ぜひ大いに語って下さい。(もし語る方がいらっしゃらない場合は、僭越ながら、主催者が大いに語らせていただきます。)次回もまたみなさんのご参加を楽しみにお待ちしています。

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野村幸弘

第229回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第229回岐阜大学芸術フォーラムは、2022年2月20日(日)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

https://us02web.zoom.us/j/84493000388?pwd=SVljeDVQTjNWZzNjV1VQU2ZscGdrUT09

ミーティングID: 844 9300 0388
パスコード: J4DqY4

  前回の芸術フォーラムの参加者は名古屋から川本琢二さん、琢人さん、伊佐地紀子さん、ゲストスピーカーのフィリップさん、伊藤歌奈子さん、東京から岡野勇仁さん、秋田から秋田県立大学の小松田儀貞さん、岐阜から箕浦有見子さん。

  今回のフィリップさんのお話は、初期の音楽パフォーマンスから、ワラビモチ愛好会、食品実験講座など、これまで行ってきた活動の紹介で、ご自分ではそれを「場作りのイベント」と括られていました。この芸術フォーラムも同じように「場作り」で、しかも料理は素材集めから調理、味付け、盛り付けにいたるまで、いわゆるアートの制作過程によく似ているので、とても共感しました。自分のしていること、自分が愛好しているものがアートなのかどうか、ということが、最近、この芸術フォーラムでしばしば話題になっていますが、「なんでもアートになり得る」時代になってから、アートを善とする「アート信仰」がより強まっているような気がします。ぼくはシンプルに、本人が「アートしている」という意思、意志、自覚があればそれでよく、あとはそれがアートであるかどうかは、他の人とか「アートワールド」が決めることだと思っています。


  フィリップさんは、芸術フォーラムで話をする前に、これまで書いてきたブログが全部消えてしまって、復元できた部分だけを紹介したという経緯が今回あり、そこから自分のしてきたことを残すのか、残さないのか、アナログなのか、デジタルなのか、といった話にも発展して行きました。


 3時間にわたって、参加者の方々からたくさんの興味深い話が出ましたが、とうていここに紹介しきれませんので、ぜひリアル・タイムでご参加いただき、それらの話を共有していただけるとうれしく思います。

  今年で岐阜大学芸術フォーラムは21年目になります。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

第228回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第228回岐阜大学芸術フォーラムは、2022年1月8日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

 

https://us02web.zoom.us/j/87354669973?pwd=S0JGR2N4VUFlL3NPWFpQN2o1UUdndz09

 

ミーティングID: 873 5466 9973
パスコード: 8SWj3c

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、伊藤歌奈子さん、アーティストのフィリップさん、東京からゲストスピーカーの岡野勇仁さん、岐阜から作曲家の西尾洋さん。

今回の岡野さんのブラームス論は、バッハとベートーヴェンの伝統を受け継ぎながら、ドイツ・ロマン派の抒情性を兼ね備えていると捉え、さらにそれが中国や日本などのアジア的世界観の影響を受けていると指摘し、音楽だけでなく、文学、美術、映画とも関連づけて、縦横無尽に語られました。ブラームスを起点に、それらすべてが繋がっている芸術ネットワークの世界が浮かび上がってくるような気がしました。

以下、伊藤歌奈子さんの感想メールです。

「今回の芸術フォーラム、名古屋の乗り物談義から始まり、引っ越し相談まであって、ブラームスの話はいつ始まる?でした(笑)。皆さん、語りますねー。ブラームスを絵画の面からも考察したのは美術好きのわたしにはとても興味深く、一つの視点に留まらないブラームス話はとても楽しかったです。 伊藤歌奈子」

 

 さて次回の岐阜大学芸術フォーラムは、フィリップさんをお迎えすることになりました。
フィリップさんからのメールです。

「1997年よりワラビモチ愛好会開始。会長として様々なワラビモチ活動を行なっている。
軸はワラビモチとイラストとパフォーマンス(2014年以降は少し休止中)。現在は郷土料理関連の活動を行なっている。自分の活動を少し紹介した後に、これまで一体何をしてきたのか自分でもよくわからないので、コメントをいただけたらありがたいです。その後、皆さんの郷土料理の話をお聞きできたら嬉しいです。 フィリップ

 

[活動履歴]
1997年よりワラビモチ愛好会開始
数々のワラビモチイベント、パフォーマンス、音楽、冊子制作などを行う
2004年〜2006年 琵琶湖ビエンナーレ出品(場所:滋賀県近江八幡市)
2006年〜2010年 淡路島アートフェスティバル参加 (場所:兵庫県洲本市)
2010年〜2014年 西宮船坂ビエンナーレに出品(場所:兵庫県西宮船坂)
2004年〜2012年 ワラビモチイベント at Tokuzoをはじめ色々な場所
2010年 フォルマント兄弟のプレゼンテーション道場入選 文化庁、IAMAS(場所:岐阜県大垣市)
2011年 名古屋港旧防潮壁画の作成 築地小学校の5,6年生と授業と共同制作(場所:名古屋市)
2011年よりNODE labに参加、展示、企画などに関わる(場所:愛知県名古屋市)
2012年 AACサウンドパフォーマンス道場入選 WARABI-696(場所:愛知県名古屋市)
2013年 わらび粉づくりのワークショップ 山口 N3Labにて春〜冬にかけて実施(場所:山口県山口市、岐阜県高山市)
2013年よりフィリップ食品実験講座 お菓子編 を不定期で開催(場所:愛知県名古屋市、岐阜県など)2021年12月に10回目を開催済
2014年 TEF Vol.9 ワラビモ調水車装置 トーキョーワンダーサイト(場所:東京都)
2016年 かがわ山なみ芸術祭に出品 水車と連動して、ワラビの精が観音寺を歩く作品(場所:香川県観音寺市)
2017年 MOBIUMファイナルバスツアー参加、もちマップ作り(場所:岐阜県大垣市、長野県松本市、静岡県浜松市、兵庫県洲本市、福岡県別府市、山口県山口市)
2018年 Maker Fair Tokyoに出品(場所:東京都)、善ちゃん会の開催(場所:名古屋市)
2019年 鉱山(ヤマ)と道の芸術祭に出品 ワラビモトロッコ節(場所:兵庫県朝来市生野町)、蕨粉作り講座を春と秋に開催
2020年 TOYOTA HACK CAMPにMOBIUMスタッフとして参加、こまきこども未来館でのガラスイラスト作成
2021年 岩手県の蕨粉調査協力」

今年も残り3週間ほどになりました。2020年は毎回、Zoomでの開催となりましたが、それでも参加者のみなさんのおかげで、1回も休むことなく続けることができました。2001年から始まった岐阜大学芸術フォーラムは、来年4月から21年目に突入します。今後ともどうぞよろしくお願いします。              

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野村幸弘(幻想工房主宰)

 

第227回岐阜大学芸術フォーラム・追加のお知らせ

第227回岐阜大学芸術フォーラムは、明日、2021年12月11日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

https://us02web.zoom.us/j/81441225897?pwd=RzJiUXlPUzlrTCtMbGRldTI3ckRqUT09

ミーティングID: 814 4122 5897
パスコード: 4p7J7W

今回は、ピアニストの岡野勇仁さんによるブラームス論ですが、その話の前に同じく岡野さんによる名古屋探訪の報告があります。


以下、岡野さんからのメールです。

「明日、岐阜の高山出身で、関西大学で江戸文学を学び、その後IAMASを卒業し、現在、名古屋に住んでいるアーティスト、フィリップさんも参加してくれることになりました。
フィリップさんというのはあだなで、日本人女性です。アーティストとしてわらび餅をつくる活動をしているとても面白い方です。ですので、明日序盤はこの前のオイラの名古屋視察レポとフィリップさんの紹介的な話で展開しようと思います。岡野勇仁」

 

名古屋の街に関心のある人、ブラームスのことを知りたい人、ぜひ、ご参加ください。

 

野村幸弘(幻想工房主宰)

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第227回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第227回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年12月11日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

https://us02web.zoom.us/j/81441225897?pwd=RzJiUXlPUzlrTCtMbGRldTI3ckRqUT09

ミーティングID: 814 4122 5897
パスコード: 4p7J7W

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、伊藤歌奈子さん、東京から岡野勇仁さん。
 

 今回は、AIと人間が作る音楽とのちがい、諸手続きのWeb移行、死生観、音楽理解などについて、各参加者がたっぷりと意見を開陳する展開となりました。次回は、ピアニストが語る作曲家論ということで、岡野勇仁さんがブラームスの4つの交響曲を題材に、ブラームスの音楽の特徴、どこがいいのか、聴きどころなどについてお話しいただく予定です。ブラームス好きの人も、関心がない人も、必聴のレクチャーです。お気軽にご参加下さい。

野村幸弘(幻想工房主宰)
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第226回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第226回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年11月20日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

https://us02web.zoom.us/j/81244306399?pwd=QVRUVmdLcVBsZHR6MEtwdFhGQTVJZz09

 

ミーティングID: 812 4430 6399
パスコード: 7zaDS5

 

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、伊藤歌奈子さん、東京から岡野勇仁さん、岐阜から箕浦有見子さん。
 

 今回は、地震、災害の話から始まり、岡野さんによるフォルマント兄弟の合成音声研究と11月に名古屋で行われる「ストリーミング・ヘリテージ」の紹介、人工知能、地域の食文化、天皇制、皇室の結婚問題、箕浦さんの出雲紀行報告まで、さまざまな話題で約4時間、トークが途絶えることがありませんでした。
 次回の芸術フォーラムでは、どんな話題が提供されるのか、楽しみにしています。みなさま、ふるってご参加下さい。 

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野村幸弘(幻想工房主宰)
 

第225回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

 

第225回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年10月16日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

 

https://us02web.zoom.us/j/82602305460?pwd=R3RkUllpTE43cGxvcmk0VWp4V0tDUT09

ミーティングID: 826 0230 5460
パスコード: UUA0vG

 

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、曦達久さん、伊東留美さん、伊藤歌奈子さん、安城から堀山英杜さん、東京から岡野勇仁さん、岐阜から箕浦有見子さん。

 

今回は、南山大学4年の曦達久さんが、卒業論文の中間発表会で行った内容の紹介をしてくれました。ゼミ生は15人で、この中間発表会は4時間かかったそうです。一方、この芸術フォーラムでは、川本琢二さんの鋭い質問、堀山英杜さんの適確で助け舟的な誘導、伊東留美さんの励ましなどもあり、曦さんひとりの発表に3時間もかけるという、なんとも贅沢な時間となりました。

芸術という言葉は、これ自体が「価値語」なので、なかなか厄介です。芸術という概念がなかった時代もあったし、その意味も時代によって変わってきました。今はもう何でも芸術と言えるような状況でもあります。なので、「初音ミクは芸術なのか?」と発問するより、初音ミクが生まれた経緯とか、これまでの歌手やアイドルとどう違っていて、どういうところに特徴があるのかとか、そのどこがいいのか、というようなことを論じるのがいいとぼくは思いました。「初音ミクは巫女的だ」という岡野勇仁さんの指摘を聞いて、日本文化の文脈の中に位置つけるのもいいと思いました。たしかに初音ミクは初音ミコなのかもしれません。

 

以下は、伊藤歌奈子さんからの感想メールです。

 

「南山大学卒論準備中の曦くんの今回の発表「初音ミクは芸術なのか?」は、事前に見せてもらった中間発表時のレジュメを読んでも理解できませんでした。「二次創作」「VOCALOID」「アウラ」等、知らない言葉が多くて、グーグルで検索しながら発表を聴きましたが、やはり、難しかった。とはいえ、新しい知識を得ることができたし、アートとは何か?という永遠のテーマを改めて考えることができた良いきっかけにもなりました。卒業まであと半年、曦くん、卒論がんばれ! 伊藤歌奈子」

 

次回の芸術フォーラムも、引き続き曦さんから話題提供があると思います。それをきっかけに、さらに「芸術とは何か」という頭を悩ませる問題について、みなさんと意見交換ができれば、と考えています。みなさんのご参加をお待ちしています。

 

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野村幸弘(幻想工房主宰)

2021年秋・野村幸弘/美術史講座の情報

 

比べてわかる名画の秘密

NHK名古屋教室 13:30~15:00

 

2021.11.6(土) 十字架像を比較する

2022.1.29(土) 聖人像を比較する

2022.3. 5(土) 神話画を比較する

 

対面講座

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_814081.html

オンライン講座

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1215159.html

 

お問い合わせ先 

NHK文化センター名古屋教室 tel 052-952-7330

名古屋市東区東桜1-13-3 NHK放送センタービル7階

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だれでも身につく名画読解力“ きらり”とセンスを磨く「土曜×ART」

 

NHK岐阜教室 10:00~11:30

 

2021.11.13(土) 肖像画の見方

2022. 1. 8(土)  風景画の見方

2022. 3.12(土) 風俗画の見方

 

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_807877.html

 

お問い合わせ先 

NHK文化センター岐阜教室 tel 058-264-6311

岐阜市橋本町1-10-1 アクティブG 3階

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第224回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

 

第224回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年9月18日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

 

https://us02web.zoom.us/j/82646888426?pwd=dDdEaHVhNnFpbW5ueDdRSXI4NEVEdz09

ミーティングID: 826 4688 8426
パスコード: WBtJK0

 

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋市から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、伊藤歌奈子さん、岐阜大学工学部の大学院をこの春卒業し、名古屋のパイロットインキ㈱研究所で働き始めた安城市の堀山英杜さん、静岡から曦達久さん、東京から岡野勇仁さん、大阪市から上村修三さん。

今回は、社会人になって久しぶりに参加された堀山英杜さんに、パイロットインキの研究所で働き始めて、今、感じていること、気になっていることは何ですか、と訊ねると、デジタル化の流れの中で、インク、ボールペンなどのアナログ・ツールがどうなって行くのか、今後、アナログ文化は残って行くのか、なぜ芸術作品を制作するのか、といったことをよく考えるようになったという疑問を皮切りに、参加者のみなさんが、みずからの考えを吐露する3時間の議論となりました。過去の歴史を振り返ると、かつて盛んに使われていたものがなくなり、新しいものに取って代わられ、とくにここ数十年のデジタル化の変化の速さを考えると、予想できない社会が到来するようにも思われます。が、紙と鉛筆(ボールペン?)だけは、なくならないような気がしています。いずれ、タブレットペンに置き換わって行くのかもしれませんが。でも、やっぱり筆、絵筆はなくならないかなー、指の快感がなくならない限り。

 

次回は、南山大学4年の曦達久さんが、卒業論文の中間発表会用に準備している内容(おそらく、芸術と批評について)で、予行練習的に話題提供していただくことになっています。

 今回のように参加者の中から興味深い今日的なテーマが出て来るのも、主催者としてはうれしいかぎりです。ではでは、みなさん、どうかお気軽にご参加下さい。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

 

第223回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

 

第223回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年8月7日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

 

https://us02web.zoom.us/j/87678270380?pwd=QWxpa0NuU2hHSDFxM1dwSlRtaWFRUT09
ミーティングID: 876 7827 0380
パスコード: 1kmLEn

 

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋市から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、伊藤歌奈子さん、静岡から曦達久さん、東京から岡野勇仁さん、岡野さんのサンバチームのメンバー、石川淳さん、渡邉裕未さん、岐阜市から箕浦有見子さん、大阪市から上村修三さん、 多治見市から村山閑さん、そしてゲストスピーカーの廣瀬拓音さん。

今回は、前2回の講師を務めていただいた岡野勇仁さんからのご紹介で、岐阜出身で東京在住の音楽家、廣瀬拓音さんに「岐阜論」を語っていただきました。東京、静岡、名古屋、岐阜、大阪と、関東圏、中部圏、関西圏から、まんべんなく参加があり、Zoomならではのトーク会になりました。今後、東北、北海道、四国、九州など、全国から参加があると、Zoomのメリットがさらに大きくなりますね。

 

面白かったのは、岐阜出身の東京在住者のほか、岐阜勤務経験のある大阪在住者、生まれも育ちも名古屋、大学が名古屋で帰省先が静岡、関西出身の岐阜在住者、大学が東京で勤務先が岐阜、名古屋出身で勤務先が大阪、横浜出身で東京在住、さらに、宮崎と岐阜のハーフ(?)、京都と岐阜のハーフというように、地縁、血縁、同郷者、同住者が交錯し、言語、食文化、気質などのちがいが立体的に浮かび上がったことでした。

 

ゲストスピーカーの廣瀬さんは、岐阜県美濃市生まれで、多治見育ち、大学が東京で、その後、東京在住で、世界30か国を飛び回る音楽家。そうした生い立ちから、長良川水系と木曽川水系のちがい、美濃・尾張の一体性、ユニークな中核都市としての名古屋の魅力について語られました。

 

参加者の伊佐地さんは多治見市出身なので、同郷の廣瀬さんと地元の話が尽きなかったり、箕浦さんがFacebookの「素敵な岐阜」を紹介されると、岐阜出身・東京在住のみなさんがすぐそれに参加されたり、上村さんが現在、研究中の鵜飼いの起源と歴史について熱弁をふるわれたり、岡野さんが名古屋=アメリカ西海岸都市説を唱えたり、名古屋に対する岐阜が、東京に対する鎌倉のポジションになるという野村説に廣瀬さんが賛同してくれたり、縦糸と横糸が次々とつながって行くように話が続きました。また、岐阜では100円の鮎がスーパーで買えるのに、という、岐阜出身・東京在住の石川さんの言葉に、当たり前がいかにありがたいか、をあらためて思い起こしました。この1年半、コロナ禍でぼくらが思い知らされたのも、まさにこのことでした。

 

以下は、参加者、伊藤さんからの感想メールです。

 

「途中からの参加でしたが、今回の芸術フォーラムは途中からでも十分に、いや、めっちゃ面白かったです!名古屋めしなどで名古屋の良さを語りつくしたあとは、岐阜や多治見の話題で盛り上がり、「岐阜人はバーベキュー好き」という事実も発覚!参加者それぞれの地元愛を感じました。名古屋在住のわたしは名古屋の良さというものをあまり実感していないのですが、名古屋称賛のお言葉を名古屋に住んでいない方たちから聞き、「離れて見てみる、比較してみる」が、地元を知る上で大切なことなのだと知ったように思います。単なる地元話だけでなく、学校教育にまで話が及んだ今回の芸術フォーラム。廣瀬さん、楽しい話題提供ありがとうございました! 伊藤歌奈子」

 

次回のゲストスピーカーは未定ですが、話題提供者がいない場合は、主催者からの芸術に関する話題提供、または「芸術雑談」になります。みなさん、どうかお気軽にご参加下さい。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

 

 

第222回岐阜大学芸術フォーラム・追加のお知らせ

 

第222回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年7月10日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。今回のゲストスピーカーは、岡野勇仁さんにご紹介いただいた、音楽家の廣瀬拓音さんです。以下、廣瀬さんからいただいたメッセージです。

 

「廣瀬拓音です。昭和56年岐阜県美濃市生。ごく幼少期は名古屋市北区、その後は多治見市で育ちました。大学進学で上京後、現在は東京でミュージシャンとして生活しています。名古屋〜岐阜の文化論、ということで現地で生まれ育った感覚を元に尾張・美濃の河川による地域毎のリンクと分断のイメージ、蝸牛考的に古い名古屋言葉が岐阜の辺境に残存しつつ、京都方面からの関西のニュアンスにも影響を受けている感じ。また、ミュージシャンとして世界各地の都市に赴き仕事をした経験から見えてくる自分の故郷の特性などについてお話しできればと思っています。

廣瀬拓音(HP:https://www.maruyeyi.com/)」

 

またツイッターには、廣瀬さんの次のようなコメントも(岡野さんが送ってくれました)。

 

◎俺を美濃病院で産んだ母は「あんたは名古屋の子」みたいなこと言うが、いやあ…確かにその後4歳までは大曽根にいたけど… 大曽根だし…あとはずっと岐阜県だし… ちょっと名古屋人ヅラはおこがましいというか…

 

◎18歳で東京に出てしばらくは岐阜出身と言うと「あ、飛騨高山?」「白川郷?」「えーっと…琵琶湖あるっけ?」とか言われるんでめんどくせえし「名古屋出身」を名乗ってましたよね。そして別にそれもそう間違いではないだろう、と思っていた。大概の岐阜県民はそんな感じやろと思う。特に東濃は。

 

◎岐阜と名古屋の関係を文学的に歌に表しますと、以下に紹介するものが最適かと思います。『銭湯で父に習った歌詞のまま1番高木がまだ塁に出る(宮田ふゆこ) 』

 

みなさん、お気軽にご参加ください。そしてどうぞお楽しみに。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

 

 

第222回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

 

第222回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年7月10日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

 

https://us02web.zoom.us/j/85776797795?pwd=S3Rla3dMZkVVQkxyQlI0WThGaGladz09

ミーティングID: 857 7679 7795
パスコード: 5F1PkJ

 

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋市から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、伊藤歌奈子さん、静岡から実家に帰省中の曦達久さん、岐阜から箕浦有見子さん、東京から山田麻紀さん、そしてゲストスピーカーの岡野勇仁さん。

 

今回は、ピアニスト・作曲家の岡野勇仁さんがコミュニティ論、および東京、横浜、名古屋の都市論を展開されました。その後、話は参加者を交えて、地域論、対人関係、マンション論へと展開して行きました。

以下、参加者、伊藤歌奈子さんからの感想メールです。

 

「前回に引き続いて再び岡野勇仁さんの登場!「コミュニティ論」と「名古屋論」を聞きました。東京、横浜と名古屋の(大胆!)分析、東京在住の岡野さんが名古屋をどのように見ていらっしゃるか、名古屋在住のわたしにはとても興味深かったです。岡野さん曰く「名古屋はアメリカ西部のよう」とか。そういえば、アメリカのロサンゼルス市と名古屋は姉妹都市だった!納得です。地理的関係とコミュニティ、コミュニティにおけるコミュニケーション、住んでいる場所自慢もあったりして(笑)、話が広がり、楽しい議論で盛り上がった芸術フォーラムでした。伊藤歌奈子」

 

次回のゲストスピーカーは未定です。話題提供者がいない場合は、いつものように「芸術雑談」ということになります。みなさん、どうかお気軽にご参加下さい。

 

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野村幸弘(幻想工房主宰)

第221回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

 

第221回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年6月12日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

 

https://us02web.zoom.us/j/89538421131?pwd=VHZZM3RMQlZScjd4eDJ4N3UyYzdQUT09

ミーティングID: 895 3842 1131
パスコード: 2QvAz0

 

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋市から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、曦達久さん、伊藤歌奈子さん、伊東留美さん、東京から山田麻紀さん、そしてゲストスピーカーの岡野勇仁さん。

 

今回は、ピアニスト・作曲家の岡野勇仁さんに「日本人が、西洋の文物を実施することにどのような意味があるのか?」というタイトルで話していただき、その後、参加者との活発な議論が18時半まで行われました。

 

以下、参加者の伊藤歌奈子さんからの感想メールです。

 

「音楽家 岡野勇仁さん講師による今回の芸術フォーラムは、どんな研究をしているかという自己紹介から始まり、西洋と東洋の音楽の違い、日本オリジナルのもの、儒教の考えなど盛りだくさんの話題でした。日本で少女アイドルがもてはやされるのは巫女信仰から、という岡野さんの説、な~るほど!とっても説得力あり!単に日本男子が大人の女性を相手にできないわけじゃないのね。「人はコミュニティを基軸にしている」というお話では、コロナ禍で外出自粛が続く中、人と交流する機会が減り、自分はどんな関係を築けているだろうと考えることもしばしばで、コミュニティ作りの大切さを感じました。話題がてんこ盛りで、参加者が各々感じたことを話し、岡野さんがそれぞれ丁寧に説明してくださったおかげで、芸術フォーラム終了したのが6時20分。開始から4時間と長丁場でしたが、「昭和のおじさん問題」「名古屋論」ではまだまだお話が終わらない、聞き足りない感じ。またの機会を楽しみにしています!伊藤歌奈子」

 

次回は、続編として、再び岡野さんに「コミュニティ論」「名古屋論」を展開していただくことになりました。岡野さんからは「名古屋のことはあまり知らないので、みなさんのお話しを聞いて教えていただくかたちで、オイラがそのみなさんからうかがう前に、東京と横浜のエリア、人柄、パワースポット、食、歴史等について話して、みなさんが名古屋についての話をする前にこういう骨格で、こういう項目で話せばいいんだと認識していただくという流れでいかがでしょうか?東京について語る途中で必然的にコミュニティについては色々語れると思います」というメールをいただきました。

それでは、みなさんのご参加をお待ちしています。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

第220回岐阜大学芸術フォーラム・追加のお知らせ

 

 第220回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年5月22日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

 

https://us02web.zoom.us/j/85629536751?pwd=ZTN1anNoaU1peW1TUmFIUCtOVkpDUT09
ミーティングID: 856 2953 6751
パスコード: 6tyWRF

 

 今回は音楽家の岡野勇仁さん(東京在住)をお迎えして、「日本人の座標軸」というタイトルでお話をしていただきます。

 以下、岡野さんからのメールです。

 

 「日本人が、西洋の文物を実施することにどのような意味があるのか?」をディアスポラミュージック(移民の音楽)としてのアメリカ音楽論、日本人とキリスト教と儒教、中国永楽帝時代の鄭和艦隊の話し等を交えながら楽しく解説したいと思います。

 人の価値観というのは歴史の認識、解釈からかたちづくられます。

 完全に正しい歴史認識というのはとても難しいものですが、歴史を疑い、色々な解釈を追求することによって感受性や向上心を磨いていくことは可能である、というようなレクチャーになれば幸甚です。

 

 当日、岡野さんは15:15くらいからの参加になります。

 みなさま、ぜひ、岐阜大学芸術フォーラムにご参加いただき、どうか刺激的な土曜日の午後をお過ごし下さい。お待ちしています。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

第220回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

 

 第220回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年5月22日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

 

https://us02web.zoom.us/j/84054532447?pwd=N0VsT2RhYnk1Ynd2eWpwcjB6cHpLdz09

ミーティングID: 840 5453 2447
パスコード: 6ad7CA

 

 前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、曦達久さん、伊藤歌奈子さん、岐阜からゲストスピーカーの田中伸さん、西尾洋さん、箕浦有見子さん。

 

 今回は、岐阜大学教育学部社会科教育講座准教授の田中伸さんに「音楽社会科―音楽を支店に社会を読み解く?」というタイトルで話していただき、その後、参加者との活発な質疑応答が行われました。

 田中さんの「主権者教育」は、学校の授業の中で、いかに自分の頭を使って考え、行動する力を養うか、ということが主眼で、その具体的な方法・事例をたくさん紹介していただきました。どれも面白く魅力的で、こういう授業実践がどんどん行われて行くといいな、と思いました。

 参加者の伊藤歌奈子さんから、感想メールをいただきましたので、ご紹介します。

 

「芸術フォーラム、やっぱり、面白いですねー。様々な考えや意見に触れられるこの刺激、たまらないです。感想は短めですが、感激は大!です(#^.^#)。

田中伸さんのパワーポイントを使っての「音楽社会科:音楽を視点に社会を読み解く?」はとても分かりやすく、広島での教員生活、イギリスでの研究のお話は面白くて、聞き入っちゃいました。面白いだけでなく奥深いお話に、フォーラム中は考えがまとまらなくて、意見を言えずにいましたが、フォーラムが終わってからも、「無意識の意識」「critical thinking(批判的思考)」を考えていました。こうして反芻したくなるような、考え、理論に触れられるのが芸術フォーラムの醍醐味ですね。しかも田中さんの興味深いお話が無料!ありがとうございました。それから、田中さんの言葉「頭は使わなきゃ腐る」―名言です。腐らないよう、どんどん使わなきゃ! 伊藤歌奈子」

 

 次回の講師は未定ですが、講師がいなくても、各参加者がいつでも講師の役に成り代われるきわめて自由なスタイルの会なので、どうかお気軽にZoomにアクセスして下さい。みなさんのご参加をお待ちしています。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

第219回岐阜大学芸術フォーラム・追加のお知らせ

 

第219回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年4月24日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

 

https://us02web.zoom.us/j/85629536751?pwd=ZTN1anNoaU1peW1TUmFIUCtOVkpDUT09
ミーティングID: 856 2953 6751
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 今回は田中伸さん(岐阜大学教育学部准教授)をお迎えして、「音楽社会科:音楽を視点に社会を読み解く?」というタイトルでお話をしていただきます。以下、田中さんからのメールです。

 

「芸術フォーラムへお招きをいただきありがとうございます。岐阜大学の田中伸(のぼる)と申します。私の専門は社会科教育という分野です。要は、学校で行われている教科である社会科を、どのように考えたら良いのか、というものです。私は研究(趣味?)の一環で、ポップカルチャーから社会を考えています。その中でも、特に小中高校生が視聴するポップな音楽を切り口に社会を考える教材を作成しています。例えば、(ちょっと中高生の世代から離れてしまいますが・・・)関白宣言(さだまさし)とトリセツ(西野カナ)を比較しながら、ジェンダーを考えるなどです。今回は、音楽と社会をクロスさせながら、わたしたちの住む世界を考えることが出来たらと思っています。 田中 伸」

 

 「音楽社会科」というのは、近年、田中さんが提唱している新しい科目、とのことです。いったいどんな授業なのか、興味をそそられますね。みなさま、ぜひ、岐阜大学芸術フォーラムにご参加いただき、どうか刺激的な土曜日の午後をお過ごし下さい。お待ちしています。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

 

第219回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

第219回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年4月24日(土)午後3時より6時頃まで、Zoomにて開催します。参加される方は、以下のサイトにアクセスをお願いします。Zoomは開始30分前の14:30から開けておきます。

https://us02web.zoom.us/j/85629536751...

ミーティングID: 856 2953 6751

パスコード: 6tyWRF

 前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、曦達久さん、伊藤歌奈子さん、岐阜からゲストスピーカーの西尾洋さん、清水温度さん、岐阜大学応用生物科学部教授の前澤重禮さん、秋田から秋田県立大学の小松田儀貞さん、西尾さんの教え子で気象予報士の千葉大雅さん。

 今回は、岐阜大学教育学部音楽教育講座准教授で作曲家の西尾洋さんに「音は音楽か?」というテーマで話していただき、その後、参加者との活発な質疑応答が行われました。

 以下、西尾さんからの感想です。

「今日は貴重な機会をくださりありがとうございました。みなさんとお話できて楽しかったです!オンラインでも結構いろいろ話せて、これはこれでいいですね。大学(の授業)に芸術をどう組み込むかは、遅ればせながらも中央にはそのような機運がやってきているところですが、芸術を、でもいいですし、芸術的な見方考え方、という切り口でそれぞれの科目領域が何かをするのでもいいのだと思います。また次回以降も楽しみにしています。 西尾 洋」

 伊藤歌奈子さんから、感想メールをいただきましたので、ご紹介します。

「音は音楽か?―周りには様々な音があるけれど、それは単に、在る音。楽しむことを意図として組み立てられた音が音楽。西尾洋さんのお話を聞く前に、今回のテーマについて、このように考えていました。だからエアコンや自動車のエンジンは「音」、風鈴の音や水琴窟の水滴の音は「音楽」だと。でも、秋になっても軒下にぶら下がっている風鈴の音は「騒音」になる。川のせせらぎや浜辺に打ち寄せる波の音は、耳を澄まして聴きたくなる、自然界における癒しの音で、わたしを楽しませてくれる。あれ?区別できない?!と迷ったところで聞いた西尾さんの今回のお話、「何に何を見出すかによって変わる音楽の境界線」「聴く人がそう思えば何でも音楽になる」には合点がいきました。その西尾さんの音楽史のお話、伊佐地さん、清水さんによる「周りから音が消える」現象のお話は興味深かったです。倍音、対旋律の「音を目で見る」ことができたし、マリー・シェーファーの「Listen carefully」―耳を澄ませば音楽の世界が広がるという素敵な経験もさせてもらえて、今回のフォーラム、春の土曜日の午後をまったりと、楽しく過ごすことができました。「最古の音楽は?」について、いつかまた、西尾さんのお話を聞きたいと思います。今回はありがとうございました。 伊藤歌奈子」

 清水温度さんからも、次のようなメールをいただきました。

「ひとつの音にはオクターブ違いのみならずハーモニカルな倍音成分がすでに含まれていて云々だとか、何を「音楽」とし「作曲」と定義するのか歴史やこれまでの変革者の紹介だとか、地上の愉しみから宇宙の調和にまで至る「音楽という概念」の話などなど、これ大学生だけでなく一般向けにも講座あったらいいのにと思いながら聴いてました、最初の西尾洋さんレクチャー。おもしろかったです、とても。無料でしかも3時間のうち後半の2時間は、内容について自由に質問できたり参加者同士でもまた意見交換があったり、なんと贅沢な。

 いや冒頭からじつは随時質問OKでそれこそ、レクチャーが中断されて実演や脚注がはさまったり、それに対する意見がまた交わされたり。いろんな人がいろんなふうに、ことばでセッションしている感じそのものが(芸術フォーラムたいがい、そうですが)音楽っぽいなぁと思うんです。作曲家のメンタリティの話もあったかと思いますが、完結した精緻な「構築物」をつくりあげたい衝動もわかる気がする一方で、それがいったん社会というか我々の側に投げ出されたら、受け取った側がそれぞれまた勝手に解釈したり聞き流したり、反応したり展開したり。ほんと昨今、どこまでが作家の「作品」なんでしょう?

ちょうどGW(5/1〜3)に昭和音楽村で「セッション・キャンプ2021」やることもあり、その宣伝がてらと芸術フォーラムひさびさに参加したら、宣伝そっちのけで聴き入ってしまいました。いや、しゃべりもしたけど。私自身とてもいま「即興」に興味があり。なんか「生きる」ことにも近い気がして、即興だとか音楽だとかって。よかったら(↓)のぞいてください。以上、ありがとうございました芸術フォーラム! ではまた! 清水温度 https://www.facebook.com/events/220576996421537/

 次回のテーマは未定ですが、岐阜大学芸術フォーラムにお気軽に、また飛び入りでも、ぜひご参加いただき、土曜日の午後をまったりとお過ごしいただければ、と思っています。みなさんのご参加をお待ちしています。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

 

第218回岐阜大学芸術フォーラム開催・追加のお知らせ

 

第217回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年3月27日(土)午後3時より5時まで(話の流れによっては、もうすこし長く)、Zoomにて開催します。

 今回は作曲家の西尾洋さん(岐阜大学教育学部准教授)をお迎えして、「音は音楽か?」をテーマにお話をしていただきます。

以下、西尾さんからのメールです。

 

「日頃身近に聴こえる音(エアコン,スマホ,自動車,鳥)は音楽でしょうか。それも音楽だという人もいます。もしそうだとしたら空気が存在する限り音もまた存在するので,ありとあらゆる振動すべてが音楽になりうるということになります。今回は,音と音楽の境目を探ることによって,音楽の仕組みを考え,私たちは音楽をどのように聴いているのかを明らかにしていきます。 西尾洋」

 

 それでは、岐阜大学芸術フォーラムにお気軽にご参加いただき、土曜日の午後をまったりとお過ごし下さい。みなさんのご参加をお待ちしています。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

第218回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

 

第217回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年3月27日(土)午後3時より5時まで(話の流れによっては、もうすこし長く)、Zoomにて開催します。

 

前回の芸術フォーラムの参加者は、名古屋から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、川本琢人さん、曦達久さん、伊藤歌奈子さん、安城市から岐阜大学大学院工学研究科をこの春卒業する堀山英杜さんの計6名。2時半から6時まで、3時間半の長丁場となりました。次回も引き続き、芸術雑談となりますが、前回は、進路の話と日本の社会や政治についての話題が大部分を占めていました。というように、参加者の顔ぶれによって、話す内容が大きく変わる。その予想できないところが面白いのです。

 

伊藤歌奈子さんから、以下の感想メールをいただきました。

「この春、岐阜大学大学院を卒業して社会人となる堀山さんから就活話、大学4年に進級する曦さんの進路問題、コロナ禍で昨年、大学に入った川本琢人さんの生活ぶり。今回の芸術フォーラムでは若い学生さんたちを取り巻く環境、彼らが抱える問題を聞き、あらためて考えてみる良い機会になりました。「同調圧力に負けず、自ら考えることが大切」-堀山さんのこの言葉が特に心に残りました。堀山さんとは、わたしが聴講した岐阜大学での授業が一緒で、よくディスカッションしたものです。が、コロナ禍で会うことが出来ず、会えないまま、卒業しちゃうんだと、さみしく思っていました。こうしてまた、zoomでの芸術フォーラムで会えて大感激!堀山さんからは卒業後に、社会人としての新生活話をまた聞かせてもらいたいですね。 伊藤歌奈子」

 今回は親子ほどの年齢差のある2世代間の対話となりました(川本家は実際、親子関係ですが)。それでもフラットに話ができるのがいいですね。気兼ねとか忖度とか、そういうことなく、言いたいことが言えるという場はほんとうに大事ですね。

 今年度も今月で終わります。来年度は対面で開催できるといいのですが。

 それでは、岐阜大学芸術フォーラムにお気軽にご参加いただき、土曜日の午後をまったりとお過ごし下さい。みなさんのご参加をお待ちしています。

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野村幸弘(幻想工房主宰)

第217回岐阜大学芸術フォーラム開催のご案内

 

第217回岐阜大学芸術フォーラムは、2021年2月27日(土)午後3時より5時まで(話の流れによっては、もうすこし長く)、Zoomにて開催します。

今回も、今のところ、お招きする講師はいらっしゃいませんので、芸術フォーラムのテーマはありません。前回に引き続き、芸術に関する雑談をします。こんな本を読んだ、こういう展覧会を見た、こういう音楽を聴いた、というような話をしたいと思います。というのも、前回、それで話の展開がなかなかいい感じでしたので。

 

前回の芸術フォーラムの参加者は、金沢から相原征代さん、名古屋市から川本琢二さん、伊佐地紀子さん、伊藤歌奈子さん、南山大学の伊東留美さん、東京からピアニストの田中美香さん、岐阜市から箕浦有見子さん、岩倉市から伊藤俊彦さん、順子さん、秋田から秋田県立大学の小松田儀貞さん、くるるセミナーの生田ふみさんの計11名。

 

生田さんから、以下の感想メールをいただきました。

 

「岐阜大学芸術フォーラム、久しぶりにZOOMで視聴させていただきました。次々と芸術談義がつながり展開されている様子を拝見し、息をつめながら最後まで拝聴しました。ステイホームの午後の思いがけず、気持ち豊かな時間を頂くことが出来ました。 生田ふみ」

 

次に、伊藤歌奈子さんによるレポートです。

 

「テーマが決められていなかったので、どんな話題になるのかな~あんなことやこんなこと話してみたいなーと、ちょっぴりの緊張と大きな期待で迎えた今回の芸術フォーラム。

シュトックハウゼンのヘリコプターからの弦楽四重奏、岐阜発祥という俳楷の一種「狂俳」、小林秀雄の芸術観など、わたしには目が点(@.@)!(驚)という話題がどんどん出てくる、出てくる。彫刻家ジャコメッティと彼のモデル矢内原伊作、そしてジャコメッティの妻との三人の関係は何だったのか?!というワイドショー並みの話題もありで、考えたり笑ったり。こういうテーマのない芸術フォーラム、いいですね~。

今回の3時間超える芸術的雑談で、それぞれがそれぞれに、何かを見つけ、何かに気づいたように思います。ちなみにわたしは「最初の感動をたいせつに」。そして一昨年に金沢へ引っ越しされた相原さん、東京の田中さんに久しぶりにzoomでお会いできてうれしかったです。zoomフォーラムならでは、ですね! 伊藤歌奈子」

 

 箕浦有見子さんが紹介された展覧会のフライヤーもここに添付しました。そちらもどうぞご覧下さい。

 

 それでは、岐阜大学芸術フォーラムにお気軽にご参加いただき、土曜日の午後をまったりとお過ごし下さい。みなさんのご参加をお待ちしています。

 

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野村幸弘(幻想工房主宰)

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